書名に込めた思い

blossomは実のなる花を意味します。たとえ今はどんな英語の実力であったとしても、それぞれの学習者がレベルに応じて自分の花を咲かせ、実をつけてほしいという思いをBlossomという書名に込めました。
本文ページには各所に植物のツルをあしらっています。実をつけるにはしっかりとした根と茎が必要です。ツルは生き物が育っていくイメージ、言葉を通じた豊かな実りを表現しています。

表紙

表紙の中央にある大輪の花は、B・l・o・s・s・o・mの文字を使ったタイポグラフィーです。装幀デザイナーの加藤敏和さんが見事に5つの花を咲かせてくれました。Stage1は桜、Stage2はひまわり、Stage3はバラ、Stage4はゆり、Stage5はコスモス。高校1年生が入学する春の桜に始まり、秋に咲くコスモスまで、季節を追って楽しんでいただけるように工夫されています。ちなみに、左上の書名の下には5つの小さな花があり、つぼみが1つずつ花開いて、Stage5では5つすべての花が咲いている状態です。

伝えたいメッセージ

日本にはかつて「伝統色」を表す言葉が1000種類以上あったと言われています。イヌイットは「雪」に対して50種類の別の表現をもっているそうです。これは単に言葉の数が多いことを意味するのではありません。語彙力が豊かであることは、すなわち、目に見える物事・事象や、目に見えない世界の抽象概念を区別することができるだけの鋭敏な感覚をもっているということです。英語が母語でない私たちが英語のボキャブラリーを増やしていくことは、これまで見たことのない新しい世界を理解するスタートでもあります。そんな新しい扉を開けるときのときめきと、一人ひとりの心に差し込んでくる光、それがたくさんの可能性を秘めた皆さんの人生を切り拓いていくと信じています。

制作陣・ナレーター

菅原由加里先生はアスク出版『「図解」でわかる! はじめての英検』の著者であり、長年にわたり東進ハイスクールの模試制作に関わってきました。設問の的確さ、解答解説の詳しさには定評があります。共著者の木村由香先生は日本英語検定協会(英検)でテスト分析に携わったのち、現在は英語教材の執筆・編集に従事しています。
音声はNHKラジオ講座を担当していたジャック・マルジ、ジュリア・ヤマコフ、各種教科書のナレーションをしているビアンカ・アレン、ドミニク・アレンという4人の実力派声優が、場面に応じたナレーションを展開して雰囲気を盛り上げています。

編集後記

成熟した「総合問題集」の市場において最高のクオリティーの本を作りたいという思いで、著者・デザイナー・組版オペレーター・ナレーター・編集者が一つになり、企画策定から1年半かかってシリーズ5冊が完成しました。Stage1発刊から1年が経過した2018年2月現在、北海道から鹿児島まで多くの高校でお使いいただいており、シリーズ累計売上は5万部を突破いたしました。ご採用校からは「Reading本文の話の展開が面白かった」「文法の解説がわかりやすい」などご好評の声をいただき、学年進度とともに次のStageに進んでいただくことも増えています。