書名に込めた思い

enlighten(明るくする、光を照らす)という言葉は、真っ暗闇で何も見えないところに明かりが差し込み、見えるようになることから転じて、「啓蒙する」「知らせる」という意味でも使われます。どんな人でも、いつからでも、手を伸ばす勇気さえあればスイッチを押すことができる、そこから自分の見える世界が変わる。それを実感してほしいという思いをSWITCHという書名に込めました。

表紙

表紙の左上にトグルスイッチをあしらいました。トグルスイッチはレバーを上下に倒すことでオン・オフを切り替えることができます。SWITCHのキーコンセプトである「精読から速読へ」の切り替えを、このトグルスイッチで表現しています。裏表紙ではStageが上がるにつれて1つずつレバーが上がり、スイッチがオンになっていきます。

伝えたいメッセージ

難解な長文を読み解くことは、一朝一夕でできるものではありません。文法・語彙・読解力などさまざまな力をつけていくことが要求されます。長文読解の困難な道のりを、「精読」と「速読」をswitch(切り替え)しながら1課ずつ進んでいくことで、振り返ると想像もできなかった高い到達点に立っていることでしょう。SWITCHが前を向いて頑張っているみなさんの力強い伴走者になれることを祈っています。

制作陣・ナレーター

代表著者の徳田稔先生は長野県の県立高校で、長年受験指導に携わっています。菅原由加里先生はアスク出版『「図解」でわかる! はじめての英検』の著者であり、長年にわたり東進ハイスクールの模試制作に関わってきました。設問の的確さ、解答解説の詳しさには定評があります。木村由香先生は日本英語検定協会(英検)でテスト分析に携わったのち、現在は英語教材の執筆・編集に従事しています。
音声はNHKラジオ英会話、実践ビジネス英会話、えいごであそぼ、Let's Speak/Let's Practice、ECC、ベネッセ、ジオス、アルクなどの英語教材で実績豊富なジュリア・ヤマコフが担当しています。

編集後記

2013年、営業部の発案で高校1年生から国公立二次対策まで一貫して使える長文問題集の企画が上程されました。製販一体による制作という初めての試みで難航し、一時は暗礁に乗り上げかけましたが、2015年1月にようやくシリーズ1冊目が完成しました。そこから3年が経ち、2018年春にはシリーズ累計売上20万部を突破することができました。「シグマデータバンク」稼働とタイミングを合わせ、これまでご採用校の先生方からいただいたご意見をもとにして、教師用データをさらに充実させました。今後は「シグマデータバンク」をハブとして、SWITCHをお使いいただいている方々の輪がつながっていくことを期待したいと思います。